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お肌のトラブル!!

シミ、シワ対策にコーヒーが効く!!


四月になって急激に日差しが強くなりました。
そうなると気になるのが「紫外線」です。
夏が終わるころに「あれ?こんなところにこんなしみあったっけ?」という経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私も夏の終わりに顔や手の甲を見てがっくりした一人です。
前回のブログ「ポリフェノールで錆びない体に!」の中でコーヒーポリフェノールには「しみ、しわ」の予防効果があるとご紹介しました。
コーヒーがしみ、しわ対策になる理由をもう少し詳しくみていきましょう。
まず紫外線について勉強し、夏の終わりにがっくりしなくていいように対策しましょう!

目次

紫外線とは

紫外線が肌に良くない!ということは皆さんご存知だと思います。
でも紫外線がどういうもので、なぜ肌に良くないのか…を具体的に説明できる方は多くないのではないでしょうか。

紫外線ってどんな線?

私たちの生活になくてはならない「太陽光」は波長により「紫外線」「可視光線」「赤外線」にわかれます。
紫外線は目に見える可視光線よりも波長が短く、地球に届く太陽光の約6%を占めるそうです。
目には見えない不可視光線ですが地球に届く光線の中では最もエネルギーが高いです。
そのエネルギーの高さから殺菌消毒などに広く利用されている他、体内でのビタミンDの合成、血行や新陳代謝などを促進します。
その一方で皮膚や目に悪影響を及ぼす危険性もあります。

紫外線の種類

化粧品や日焼け止めなどでよく耳にする「UV」は「Ultra-violet」にに由来し「紫外線」のことを指します。
紫外線にはUV-A、UV-B、UV-Cと3種類あります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

UV-A
紫外線の中では最も害は少ないと言われていますがオゾン層を通過する力が強く、肌の表皮を通過し真皮まで到達し、線維芽細胞やコラーゲンに影響を及ぼし「たるみ」の原因になることがあります。
また、メラニン色素を酸化させて肌を黒くする作用もあります。

UV-B
こちらはオゾン層を通過する力がUV-Aに比べて弱いため太陽の日射に占める割合は0.1%程度で、ほとんどがオゾン層などに吸収されます。
でも安心はできません。
肌への影響力は高く短時間浴びただけでも肌が赤くなるなどの炎症反応を引き起こします。
スポーツやレジャーでの日焼けの原因であることから「レジャー紫外線」とも呼ばれます。
日焼けだけでなく、しみ、しわ、そばかすの原因になったり表皮細胞を傷つけたり肌への影響力は大きいです。

UV-C
最後にUV-Cですが、これはオゾン層を通過する力が一番弱いので地表には到達しませんが人体にとっては最も有害とされる強力な紫外線です。
オゾン層などに吸収されて地表に届くことは今のところありませんがオゾン層の破壊が進むと到達する可能性もあるといううことです。

なぜ紫外線を浴びるとしわ、しみが増えるのか

紫外線の種類が3種類あり、今のところ肌に影響を及ぼすのは2種類だということがわかりました。
ではなぜ紫外線を浴びるとしわやしみができたり、たるんだりするのでしょうか。
紫外線を浴びると皮膚の細胞内に大量の活性酸素が発生し肌の弾力やハリを保っているコラーゲンやエラスチンを破壊してしまいます。
これがしわやたるみの原因になります。
さらに活性酸素による皮膚細胞の損傷を防ごうとして大量のメラニン色素が作り出されその一部がしみとなって皮膚に残るのです。
なんと恐ろしいことでしょう。
全く太陽の下に出ず生活するわけにいきません。
ではどうすれば紫外線から肌を守ることができるのか、いくつかご紹介していきたいと思います!

紫外線を防ぐ方法

肌を健やかに保つには紫外線を浴びないことが大事だわかりました。
紫外線がもっとの強い季節はもちろん夏です。
7~8月が紫外線量が最も多くなります。
しかし夏だけ気をつけてればいいわけではありません。
春も注意が必要です!!!
3月から徐々に増え始め5月には夏と変わらないぐらいの紫外線量が地表に降り注ぎます。
ではどのように防ぐのが効果的なのでしょう?


外から防ぐ

そもそも紫外線に肌を晒さないようにすることが大事です。
外出する時は日傘をさしたり、大きめの帽子をかぶったりしましょう。
また、日焼け止めを有効に使うこともおすすめです。
そして、意外と忘れがちなのが目の保護です。
肌と同じように、目に紫外線が入った場合も目はダメージを受けます。
角膜に炎症を起こし、強い痛み、充血といった症状が出ることがあります。
ダメージは蓄積され目の細胞を壊し、白内障などの病気につながることもあります。
サングラスで目を守ることも大事ですね。

中から防ぐ

肌を直接紫外線に晒さないよう外から防ぐと同時に、体の中から防ぐとより効果的な予防になります。
紫外線を浴びると体内で活性酸素が生じ、この活性酸素がしわ、しみの原因になります。
体内で発生した活性酸素を除去する抗酸化力を持つ栄養素、「ビタミンA、C、E」を紹介します。

ビタミンA
ビタミンAには皮膚や粘膜を保護する働きがあります。
かぼちゃ、小松菜、ニラ、ニンジンなど緑黄色野菜に含まれます。
レバーや卵黄などにも含まれています。

ビタミンC
ビタミンCはメラニン色素の生成を抑え、しみ、そばかすを予防します。
また、コラーゲンの生成を助ける働きもあります。
ケール、ゴーヤ、パプリカ、ブロッコリー、いちご、キウイなどに含まれます。

ビタミンE
ビタミンEは血行を促進し肌の新陳代謝を高める働きがあり、「若返りのビタミン」とも呼ばれています。
ビタミンCと一緒に摂取することで相乗効果が期待できます。
かぼちゃ、アボカド、ごま、ナッツ類、うなぎなどに含まれています。

コーヒーで防ぐ

そこでコーヒーの出番です!コーヒーにはポリフェノールが多く含まれており、そのポリフェノールにはビタミンA、C、Eと同じく抗酸化作用があります。
つまり活性酸素を抑制したり発生してしまった活性酸素を除去したりしてくれるのです!
日常にコーヒーを飲むことが紫外線対策になることからコーヒーは「飲む日焼け止め」なんて言われているようです。

まとめ

コーヒーを飲むことが紫外線対策になるなんて、コーヒー好きの方には朗報ですね!
なんてったってお手軽です!

一杯あたりのコーヒーに含まれるポリフェノールは約200㎎です。
成人の理想のポリフェノール摂取量は1日1000㎎~1500㎎です。
ポリフェノールはコーヒーだけでなく赤ワイン、大豆、チョコレート、ナッツ類などに含まれています。

肌に関しては「紫外線は敵だ!」と言ってきましたが、紫外線には体内でビタミンD
を生成してくれたり、殺菌作用があったり抗うつ作用があるなどいい面も持ち合わせています。

適度な日光浴は必要ですが、夏の終わりに嘆かなくていいようにコーヒーを飲んで紫外線対策をしていきましょう!

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