ポリフェノールで錆びない体に！
「ポリフェノール」って赤ワインやチョコレート含まれてる体にいいやつ！という感じでよく耳にしますよね！
でも具体的にポリフェノールが何に良くてどんな効果があるのかを知らない方も多いのではないでしょうか？
そしてワインやチョコレートだけでなくコーヒーにもポリフェノールはたくさん含まれていることもあまり知られていません。
ワイン好きじゃなくてもコーヒーからポリフェノールを採れるのです！
そもそもポリフェノールはどんなものでどんないい効果があるのか見ていきましょう！
目次
- ○ そもそもポリーフェノールってなぁに
- ・ポリフェノールは植物が生成する成分！
- ○ ポリフェノールの力「抗酸化作用」
- ・活性酸素を増やす要因
- ○ ポリフェノールを上手に摂取しよう
- ・ポリフェノールの種類と効果
- ・コーヒーに含まれるポリフェノール
- ・コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)の効果
- ○ まとめ
そもそもポリーフェノールってなぁに
赤ワインで有名なポリフェノール。
体に良い！ってことはなんとなく知っている。
でも具体的にどういいのか、何に効くのかは説明できない…。
そして実は珈琲にも多く含まれているのもあまり知られてはおりません…。
まずはポリフェノールとはどういうものなのかを知るところから始めましょう。
ポリフェノールは植物が生成する成分！
ポリフェノールはほとんどの植物が持つ苦みや渋み、色素の成分です。
花の色があんなに鮮やかで美しいのはポリフェノールの作用なんです。
ポリフェノールには様々な種類があり、「カテキン」や「イソフラボン」など聞いたことあるこれらもその一種です。
ビタミンやミネラルなど食品の「栄養素」とは異なり、「有用成分」などと位置付けられています。
自然界には8000種類以上存在すると言われています。
ポリフェノールの力「抗酸化作用」
ポリフェノールにはビタミンＣやビタミンＥと同様に強い「抗酸化作用」があります。
抗酸化作用とは何でしょう。
私たちの体は酸素を利用してエネルギーを作り出していますが、酸素を利用すると同時に活性酸素も体内に生じています。
この活性酸素が私たちの細胞を傷つけ被害をもたらしています。
活性酸素は老化、がん、しわ、しみ、糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病の原因となります。
活性酸素は体内の酵素によって分解されますが、生成量が多いと無毒化が間に合わなくなります。
活性酸素は体内の免疫機能や感染防御の重要な役割も担っているので全てなくなればいいわけではありませんが、過剰に発生するとよくないということです。
活性酸素を増やす要因
酸素を採り入れることで生じるる活性酸素ですが、必要以上に活性酸素を発生させることが良くないと分かりました。
年齢とともに増えるとも言われていますが、他にも活性酸素を増やす要因はたくさんあります。
ストレス、食品添加物、タバコ、激しい運動、多量飲酒、紫外線などです。
このように活性酸素を増やす要因は私たちの身の回りにたくさんあります。
ポリフェノールを上手に摂取しよう
体内に発生した活性酸素をそのままにしておくと、老化やがガン、しわやシミ、生活習慣病の原因になることが分かりました。
抗酸化作用のあるポリフェノールを摂取することで活性酸素の悪影響を防ぐことが期待できます。
赤ワインやチョコレートに多く含まれるイメージが強いポリフェノールですが、様々な食品に含まれていますのでご自分に合った食品を見つけて摂取されるといいと思います！
ポリフェノールの種類と効果
ポリフェノールは自然界に8000種も存在すると言われていますが、その中でよく耳にする身近なものを紹介したいと思います。
アントシアニン・・・これは赤ワインやブルーベリーなどに含まれており視力回復に効果があると言われています。
カテキン・・・ご存じの方も多いカテキン！
緑茶に含まれるカテキンはさらに８種類に分類され、様々な効果があります。
抗酸化作用、抗菌・殺菌作用、抗ウイルス作用、血糖の上昇を抑える作用、虫歯・口臭の予防などです。
カカオポリフェノール・・・カカオと名の付くこちらはチョコレートに含まれており、血管を広げる作用があり、血圧低下の効果がありま
す。また、LDLコレステロールの酸化を抑え、動脈硬化の予防に働きます。ほかにも美肌、アレルギー改善の
効果があります。
イソフラボン・・・豆類に含まれるイソフラボンは女性ホルモンに似た働きをする成分で、更年期症状を緩和する効果があります。
コーヒーポリフェノール・・・その名の通りコーヒーに含まれるポリフェノールです。
事項で詳しく見ていきましょう！
コーヒーに含まれるポリフェノール
コーヒーには赤ワインに匹敵する量のポリフェノールが含まれています。
100ｇあたりのポリフェノール含有量は赤ワインが230㎎、コーヒーは200㎎です。
緑茶や紅茶より多いです。
コーヒーに含まれるポリフェノールの代表は「クロロゲン酸」類です。
「コーヒーポリフェノール」と呼ばれたりもします。
コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)の効果
☆アンチエイジング効果☆
すでに述べたようにポリフェノールには総じて抗酸化作用があります。
お肌の老化を促進させるのは活性酸素です。
活性酸素を除去することでしわやシミ予防する効果が期待できます！
☆ダイエット効果☆
コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)には脂肪の吸収を軽減させる働きがあります。
食事で脂肪を摂取したとき、体内では脂肪を分解・吸収するため酵素を作り出します。
その酵素の働きを抑え脂肪の吸収を軽減させるのです。
さらに脂肪の燃焼を促進する効果もあるのでダイエットにはもってこいの成分ですね！
☆糖尿病の予防効果☆
クロロゲン酸には血糖値の上昇を防ぐ効果があります。
コーヒーを飲む回数が「1日３～4杯」の人は「ほとんど飲まない」人に比べて糖尿病を発症するリスクが男性で17％、女性で38％低下するとのことです。【国立国際医療研究センター、2009年発表、40～69歳の日本人訳５万6000人を対象とした研究より】
まとめ
今回はコーヒーにもポリフェノールが含まれることをご紹介しました。
ポリフェノールには様々な種類があり、種類によって効果も異なります。
健康のためにどれだけの量を摂取すればよいかという厳密なことは分かっていませんが、
ポリフェノールは水に溶けやすい性質なので比較的短時間で作用しますが長時間効果は持続しません。
効果を得るには毎日こまめに摂取するのがいいようです！
コーヒーを飲むことで錆びない体に一歩近づけると思うと、日々のコーヒータイムがより楽しいものになりそうですね！